元片づけられない収納スタイリスト・整理収納アドバイザー
吉川永里子(よしかわ・えりこ)です。
わが家の家事シェアは曖昧にしない
子どもが4人、しかも小学校も保育園も秋や学年末はイベントが目白押し!
町探検、遠足、社会科見学、音楽鑑賞教室、草むしり活動、幼稚園訪問、お団子作り、お店やさんごっこ。
毎日のように誰かが特別な授業やイベントで、その都度それに必要なモノが色々あって…
わたしもなかなかすべてを把握するのが難しい…。
わが家は普段、夫婦でわりとはっきり家事分担しています。
そして、子ども達にもお手伝いとして、家事を手伝ってもらっています。
ちなみにわが家の家事分担はこんな感じ。
わたし担当の家事
朝食作り、お弁当作り、学校のプリント管理、保育園のお迎え、宿題をみる、夕食作り
カレ担当の家事
洗濯物洗い&干し、朝学習、保育園の送り、掃除機かけ
できる方がやる家事
食器洗い&食器もどし、洗濯たたみ、アイロン
子ども達担当の家事
お風呂掃除、ゴミ出し、トイレ掃除、テーブル拭き、植物の水やり
しっかりと分担しているけど、
同時に「できない時も責めない」「余裕がある時は手伝う」というルールもあります。
そこまで含めてルールとして、曖昧さがない分、
どちらかが負担に感じたり嫌な思いをしないんだと思います。
ルールが曖昧だと、本当は支え合いになるべきなのに、
お互い押し付け合いになったり、責め合いになったりしちゃう。
出張で一切の家事を丸投げの時もある
わたしが出張で2〜3日居ないときは、家事はすべて丸投げです。
でも、普段はっきり分担しているからこそ、問題がおきます。
それは、学校関連のスケジュールの把握。
わたしが、明日長男Youは社会科見学だから「水筒と帽子が必要」と分かっていても、
朝の送り出しをするのはカレなので、水筒を準備するのはカレ。
子どもが自己申告してくれればいいのだけど、
小学生男子なんて当てになりません(笑)
そこで、わが家では黒板(ブラックボード)をリビングに置いて
情報やスケジュールの「見える化」をしています。
月に1回もらってくる、学年だよりや園だよりのスケジュールを書き込み、
持っていかなくてはいけないモノは、時系列で右側の余白に書き出します。
この作業を毎月月末にするのですが…
これが面倒くさいんです(笑)
でもやって置かないと、安心して丸投げして出張へ行かれません。

ブラックボードにはマグネットペーパーを活用
ボードへの記入は、2種類の白ペンを使い分け。
消えて欲しくないカレンダーの枠などは「POSCA(ポスカ)」
毎月書き換えるスケジュールは「蛍光ボードマーカー」
白ペンで個人ごとのスケジュールを書いて、色分けしたイニシャルマークを貼ります。
1~31日までの日付と、6人分のイニシャルマークは
インクジェットプリンタで印刷できる「マグネットペーパー」を使用して作成。
イラストレーターで作ったデータを印刷して、
はさみでチョキチョキしたら、ペタッと貼れます!


わたしの出張の予定や土日の仕事、家族のお出かけやイベント予定も書いてあるので、
四男Mizも、「29はえりこ、かごしまだよね?」と知っていてくれてます。
毎月、学校や保育園からのお便りがくるタイミングで書き換えるのは大変だけど、
情報を一元化して、誰にでもわかるように見える化しておくことは、とても重要!
みんなで情報を共有していることで、夫婦の家事シェアがしやすくなるのはもちろん
みんなで協力して家庭生活を支え合えていると思います!